睡眠中の「こむら返り」激痛の原因と対策

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突然ですが[初老」というと何歳ぐらいを想像しますか?

老い初めると書くので、会社を定年退職される頃かな60歳もしくは65歳位と答える人が多いのではないでしょうか。

実は初老とは40歳を表す言葉なのです。

確かに、経験上で言うと40歳を過ぎた辺りから肉体的な変化があらわれ始めてきます。

例えば、筋力の衰えから来る顔や身体のたるみや老眼、または、走ったりジャンプしたりの時に、以前より身体が重く感じる。
(単純に中年太りによる体重増加?だけではないですよ)

病気や怪我からの回復力の低下も感じるところですね。

この肉体的筋力の低下を実感したのが、実はこむら返りなんです。

ここ数年、夜中に突然ふくらはぎの激痛で目を覚ます事が増えてきて今年に入ってからは、週に3回くらいそれが2~3週間続きました。

これは普通じゃないぞと思い、色々と調べてみました。
糖尿病・動脈硬化椎間板ヘルニアなど別の病気が原因の場合があるということで心配になり、医療機関へ受診してみました。

結果、特に異常なしという診断結果で脱水症状、ミネラル不足、運動不足が関係しているかもしれないと言われました。

しかし、就寝前の歯磨き後に大体コップ一杯の水を飲みます。
ミネラルについても基本、朝食は納豆卵にワカメの味噌汁だし、魚料理や野菜も好んで食べるので不足しているとは考えにくいと思います。

運動不足に関しては、職場が製造工場であり時間が第一なので各部所における進捗状況の確認や不具合の対応などには常に駆け足、また、階段の昇り降りをダッシュで往復すると夕方には、足首から太ももまで鉛のおもりを身に着けているような感じで脚が上がらなくなってきます。

なので運動不足というより、運動過多になることのほうが多い状況です。

では、こむら返りの原因はという事ですが。

私なりに考えてみると、年令による筋力の低下と運動過多による脚への負荷
が大きく、こむら返りは「筋肉の悲鳴なんだ」その疲労のケアが出来ていないところが原因なのかと思います。

事実、仕事でとても疲れたなぁ と思う日の、就寝前にふくらはぎや太ももを触ってみると凝り固まっているのがよくわかりました。

それ以来、疲れた時や脚に違和感を感じる時には、
●足首の方から上半身へ向かって血流を良くするようなイメージでさすって見たり
●凝り固まっているところを、ほぐすように手のひらでもんでみたり
●自分が痛気持ち良いと思うぐらいの力強さで、こぶしで叩いてみる
こんなマッサージを5分位やるようにしてからは、こむら返りの発生回数がかなり減ってきました。

因みに、こむら返りになってしまった時の対処法ですが、基本は収縮した筋肉を無理やり引き伸ばす!です。
膝を伸ばし、足首を上半身の方へできるだけ反らす。
伸ばす時に多少の痛みは伴いますが、10秒~30秒程度でこむら返りの痛みは治まります。

しかし、私が経験したふくらはぎとその外側(脚の側面の筋肉)両方が同時に攣った場合には、足首を上半身側へ伸ばすとふくらはぎの痛みは治まりますが側面の筋肉は痛みが増し、足首を上体から反らすとそれぞれの筋肉が逆の状態になります。

このような時は、ただ痛みに耐え時が過ぎるのを待ちましょう。(笑)

一番大事なのは、ならないように予防することであり、原因は千差万別なので
日々の生活スタイルから原因を探ってみて下さい。

中には、危険な病気が関係している場合もあるようですから頻繁にこむら返りが出るような場合には、念の為に医療機関への受診をお勧めします。