運動中に足のふくらはぎがつる原因は何?正しい治し方を紹介!
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サッカーのワールドカップアジア最終予選で、激闘を繰り広げているの男子日本代表ですが試合の後半、終了が近づくとピッチに倒れ込む選手が続出。そんな光景を目にします。
今日は運動中になぜふくらはぎがつるのか。また、つった時の正しい治し方を紹介します。
足がつる原因
ミネラル不足による電解質バランスの崩れ
運動中にふくらはぎがつる原因は、身体の中の水分と電解質のバランスが崩れることが原因と言われています。
電解質とは水に溶けると電気を通す物質のことです。
人の身体は約60~65%が水分で占められており、その水分には電解質が含まれています。
この電解質は、細胞の浸透圧を調節したり、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わるなど、身体にとって重要な役割を果たしています。
私たちは、激しい運動をすると多量の汗をかきますが、汗と一緒に電解質も失われる事で体内の電解質バランスが崩れ、筋肉を上手くコントロール出来なくなってしまうのです。
電解質の種類とその役割
●ナトリウムイオン
身体の水分量および浸透圧の調節、神経の伝達、筋肉の収縮など
●カリウムイオン
神経の伝達、筋肉の収縮、心臓の収縮など
●マグネシウムイオン
筋肉の収縮、骨や歯をつくる、酵素の活性化など
●カルシウムイオン
神経の伝達、筋肉の収縮、骨や歯をつくる、血液を固めるなど
筋肉疲労
激しい運動により筋肉に疲労がたまると疲労物質である乳酸が貯まることで足がつりやすくなります。
つった時の正しい治し方
ストレッチ
収縮したふくらはぎの筋肉をゆっくりとストレッチを行いましょう。
一人の時は、立ったままアキレス腱伸ばしの要領でふくらはぎの筋肉を伸ばします。
また、座った状態でつま先を手前に引っ張るか、タオルなどをつま先に引っ掛けて引っ張ります。
二人の時は片手を膝に当て、もう片方の手をかかとに当ててふくらはぎを伸ばしてもらいます。
反動をつけたり、勢い良く伸ばすと筋肉の微細な損傷であったり肉離れを起こすことがあるので注意が必要です。
痙攣がおさまったら心臓へ向かってさするようにマッサージをします。
また、運動後にはつった痛みを翌日へ残さないためにアイシングを行いましょう。
予防するには
ミネラルの摂取
日頃から食事で神経伝達や筋肉の収縮に必要なミネラルである、カルシウムやマグネシウムを多く含む食材を取ることが大事です。
カルシウムは乳製品、丸ごと食べる魚、殻ごと食べるエビ、葉物などに多く含まれます。
マグネシウムは大豆製品、魚介、海藻などに多く含まれます。
睡眠、休息
何と言っても、疲労した身体には十分な睡眠が一番大事ですね。
まとめ
激しい運動をして疲労困憊なところへ、ふくらはぎがつってしまうと「泣きっ面に蜂」ですよね。
しかし、正しい対処法を知っていれば痛みを最小限に抑えることが出来ます。
また、つらないように普段から食生活に気をつけるこtが大事ですね。