テニス肘の体験談

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私が今の職場へ入社して、まだ日が浅かった頃にテニス肘で痛い思いをした体験談です。

何かの参考になればと思い書いてみました。

テニス肘になるまでとその原因

私の場合、原因は手首の疲労でした。

仕事中に1kg弱の荷物を両手に一つずつ、テーブルの奥の方から指先で摘むようにして持ち上げてきて、別の場所へ移動させる動作を200回以上繰り返す。

仕事上、製造現場では手や腕を使う作業ばかりですが、特に上で話した作業は指先、手首、肘に負担の多い作業でした。

また、一週間とか短期間であれば特に痛めることもなかったでしょうが、半年程経つと疲労が蓄積され、手首を曲げたり中指を後ろに反らせると軽い痛みが走るようになってきました。

それで手首に湿布を貼ってみましたが、あまり効果がありません。

「疲労の蓄積だからすぐには治らないんだ」と思い湿布を数日貼り続けましたが、一向に効果が現れませんでした。

そこから数ヶ月経つと、指と手首の痛みは更に増し、肘の外側まで痛くなってきました。

危機感を感じてようやく病院へ行きました。

診察の結果、この肘の外側が元凶だった事がわかり、指や手首を動かす筋肉は肘から来ており、その先の「腱」に疲労が蓄積されていたので、そこの疲労を解消させないといけなかったということです。

テニス肘とは、「上腕骨外側上顆炎」というもので、一般的には肘の腱が傷む「腱鞘炎」(けんしょうえん)のことです。

腱鞘炎とは腱鞘という鞘(さや)の中を通っている腱ですが、通常は摩擦がなく手や指の屈曲は滑らかに動くことができます。

その部分に疲労の蓄積などにより炎症が起こることで腱鞘のすべりが悪くなり摩擦が生じて痛みを発します。

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テニス肘の治療法

テニス肘は肘の腱の慢性的な疲労であり、腕に負荷を掛けずに安静にすることが一番の治療です。

しかし、手や腕を使わずに生活することは不可能な話ですよね。

なので、まずは炎症を抑える為に湿布を貼りました。

湿布には温湿布と冷湿布がありますが、どちらを使うかというと痛みが強く出ている時は、冷湿布で炎症を抑えます。

痛みがある程度収まってきたら、温湿布に変えて患部の血行を良くすることで、回復を促進することが出来ます。

一ヶ月から二ヶ月位で完治したと思います。

また、痛みが強い間はサポーターをして肘の負担を軽減させることで負担を軽減できました。