閃輝暗点は片頭痛の前兆 原因を知り対処法を実践すればもう怖くない!

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突然、目の前にキラキラした二重らせん状の光が、時間とともに増幅していき、視野の半分以上を占領するそんな経験ありますか?

その後キラキラした光は姿を消し、激しい頭痛と猛烈な吐き気に襲われます。

このキラキラした光は閃輝暗点(せんきあんてん)という症状で片頭痛の前兆として起こります。

閃輝暗点の原因

全てが解明されている訳ではないのですが、セロトニンという脳内物質の分泌量が減少すると血管が収縮し、脳内の血流量が減少し脳内の視覚野という場所の血管が収縮しすることで、視覚野もしくは周辺視神経より異常信号が送られることで閃輝暗点という症状が出てくるものと考えられています。

脳内で作り出されて映像なので目を瞑ってもまぶたの中に映像が見えるということですね。

その後、脳内では血流量が減少したことで、慌てて血管を広げて血液を流すようにセロトニンの分泌量を増やす信号を出すため、血管が押し広げられる事で、頭のなかで一番大きな神経「三叉神経」が圧迫され刺激を受けます。

刺激を受けた三叉神経からは神経ペプチドからは痛みの原因物質が血管の周りに炎症を起こします。

すると、更に血管は拡張して三叉神経を刺激するという悪のスパイラルによって、その信号が大脳へ痛みの信号として伝えられることで激痛を引き起こすというメカニズムです。

ということは

セロトニンを減少させる犯人を突き止められればキラキラもズキズキも失くなるという事です!

どんな人がなりやすいの?

比較的に女性に多いとか、十代で初めて発症する人が多いとか言われていますが、男女ともに、また年齢に関係なく発症します。

閃輝暗点の対処法

これに関しては、全くの個人的な経験による見解です。
あまりキラキラに意識を集中させない事が大事。
気になるのはしょうがないのですが、意識し過ぎてその後の、耐え難い苦しみを想像すると極度の緊張とストレスを感じてしまいます。
このことが、脳内血管内を流れる血流を悪化させてしまうような気がします。

以前、仕事中にキラキラ状態になりなしたが、幸いというべきか仕事が忙しくキラキラに集中出来ずにいたらキラキラが消えた後に、頭に違和感はありましたが、強烈な片頭痛は回避できました。
それが偶然なのかは分かりませんが、感覚的には効果あったような気がします。

できるだけテレビに集中したり、会話に集中したりと意識を他へ向けてみて下さい。

私は試したことがありませんが、亜鉛マグネシウムなどのサプリメント
効果があるそうですね。

片頭痛の対処法

後は、頭痛薬の服用も一定の効果があります。
飲むタイミングは、キラキラが大きくなってきてそろそろ消えそうだなという頃から頭痛が始まるまでの間が良いと思います。

頭痛に効くツボをマッサージするのも効果があります。

玉枕(後頭部の一番後ろに張り出した所)、天柱(首の生え際)

この二箇所周辺を前兆が現れたら10分程度しっかりマッサージすることで激痛が抑えられます。

片頭痛は脳内の血流が良すぎて、血管を拡張させてしまい周りの神経を圧迫させることで起こる症状なので血流を抑えることで、症状を緩和させることが出来ます。
それには、首の後側にある太い血管の頸動脈を濡れタオル等で冷やすことが良いと思います。

*注意することは

閃輝暗点が出ている間は「原因」のところでも書いたように、血流量が少なくなっているので、その時点で冷やしてしまうと前兆を長引かせてしまう可能性があるので、冷やすのは前兆が終わってからにすることです。

まとめ

個人的には年齢と共に収まっていくのか、最近は殆ど閃輝暗点することがなくなりました。

しかし、現在では効果的な治療法が無いのが現状で頭痛に加えて前兆がある分、肉体的にも精神的にもダメージの大きな病気だと思います。
対処法を参考にしていただき、改善の糸口となればありがたいです。