定期健康診断のデータから見えるもの
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体の変化を客観的にチェックする方法
それは年に一回の健康診断であり、その結果を数値で表したデータである。
健康状態を継続的に把握
私は以前から、健康診断の結果表を保管しています。
そのデータの蓄積により異常数値の疑問を解決することが出来た経験をしました。
それは、肝機能を表す数値の一つでγ-GTPというのが有りますが、私は長い間、このγ-GTPの数値が高く肝硬変や脂肪肝のリスクが高いと言われていました。
しかし、特にアルコールを多量に摂取するということも無く原因不明でした。
それがある年のγ-GTP数値が突然下がりました。
生活を何か変えた覚えもありませんでしたが、何か変化があるはずと思い、今までの年とその年の違いを考えてみました。
するとある一つの違いに気づきました。
それは、以前から私は慢性の十二指腸潰瘍を患っており冬場になると、ピロリ菌が疼いて薬を飲まずにはいられませんでした。
しかし、γ-GTPの数値が下がった年は何故かピロリ菌の疼きがあまり無く、ほとんど薬に頼ることがありませんでした。
肝臓の働きは次の3点で
・食べた物をエネルギーに変える働き
・体に取り入れた物の解毒作用
・いらないものを排泄する胆汁の生成
また、健康診断が毎年3月で薬を飲み続けている時期の為に潰瘍の薬の解毒作用によりγ-GTPの数値が上がっっていたことがわかりました。
肝硬変や脂肪肝で無いことがわかりほっとしました。
40歳以降が気になるメタボ
①腹囲を測ることで内臓脂肪の蓄積をチェック
男性は85cm以上、女性は90cm以上
②高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の危険性をチェック
診断結果より血圧、血糖値、脂質のうち2項目が基準値を超える
中性脂肪値が150mg/dL以上か、HDLコレステロールが40mg/dL未満のどちらか、または、両方に当てはまる場合
●血糖値
空腹時の血糖値が110mg/dL以上の場合
●血圧
収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上のどちらか、または、両方に当てはまる場合
以上①②を満たす場合にメタボリック・シンドロームと診断される。
そして、この状態は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化のリスクを急速に進行させてしまうおそれがある。
これがメタボの一番怖いところだったんですね。
特に自覚症状もなく、ある日突然に心筋梗塞や脳梗塞を発症するかもしれない。
発症すれば死の危険性があり、一命を取り留めても麻痺が残るということもあるので日々の生活から改善していきましょう。